こんにちは、りょう(@Ryo_Kyoto1118)です。
YouTubeやネットフリックス、プライムビデオ、Huluなどの普及により、
お家で映像コンテンツや音楽を視聴することが多くなっているのではないでしょうか?
視聴する際はスマホやタブレット、スマートテレビをお使いかと思いますが、
さらに映像コンテンツや音楽を楽しめるアイテムがホームプロジェクターです。
なかでも今回紹介する「PopIn Aladdin(ポップインアラジン)2」は、
高画質、高音質なだけでなく、シーリングライトまで兼ね備えた非常に優秀なホームプロジェクターです。
では、2020年8月から使い始めてみて、
これまでに感じたメリットやデメリットを紹介していきます。
Contents
【PopIn Aladdin(ポップインアラジン)2レビュー】テレビや映画館はもういらない!ライトやスピーカーとしても使える究極のホームプロジェクター
PopIn Aladdin(ポップインアラジン)2の概要
PopIn Aladdin(ポップインアラジン)2は、一般的なプロジェクターとは異なります。
天井の引掛シーリングに設置し、そこから壁に投影するという、
今までになかった斬新な発想から生まれたプロジェクターです。
引掛シーリングについては、
下画像のタイプが当てはまれば設置可能です。
実際に設置するとこんな感じ。
価格とスペックは下記の通り。
価格(税込) | 99,800円 |
外径寸法 | 幅476 × 高さ145 × 奥行476mm |
重さ | 4.9kg |
投影サイズ | 40〜120インチ |
明るさ | 700ANSIルーメン |
解像度 | フルHD(1920 × 1080) |
スピーカー実用最大出力 | 8W+8W(ハーマンカードン製) |
LEDシーリングライト | 適用畳数 〜8畳、設計寿命 20,000時間 |
LED調光・調色 | 100 × 100 = 10,000通り |
投影調整範囲 | 上下可動域0〜32度、台形補正水平40度/垂直40度 |
CPU |
T950X2 |
メモリ |
2GB |
ストレージ |
16GB |
OS |
Android 9.0 |
ミラーリング |
AirPlay/ホームネットワーク |
駆動音 |
35-37dB |
プロジェクターで1番気にしなければいけないのが「明るさ」です。
100インチスクリーンに投影したい場合、
1,000ANSIルーメンの明るさが基準となりますが、
700ANSIルーメンの明るさでも暗い室内であれば問題なく映し出せます。
昼間にカーテンを開けた環境だと、
こんな感じでうっすらとした映像になるので、
基本的にはある程度暗い環境で使用するのが好ましいです。
また、解像度についても「フルHD」のため、
十分に綺麗な映像を楽しむことができます。
そして、単焦点レンズを搭載しているので、
プロジェクターと壁の距離があまりない場合でも、
綺麗に映像を投影することが可能になっています。
さらに、Android OS、オリジナルのAladdin OSを搭載しているので、
これ1台でYouTubeやサブスク系サービス(ネットフリックスやプライムビデオ、Huluなど)含め様々なコンテンツを楽しむことができます。
PopIn Aladdin(ポップインアラジン)2と似た商品との比較
2021年6月現在、
プロジェクター付きシーリングライトタイプの商品は、
PopIn Aladdin(ポップインアラジン)のみとなっています。
そのため、他商品との比較は一概にできないですが、
唯一、同社商品の「PopIn Aladdin(ポップインアラジン)SE」が比較対象になります。
PopIn Aladdin(ポップインアラジン)SEは、
PopIn Aladdin(ポップインアラジン)2の廉価版商品で、価格とスペックは下記の通り。
価格(税込) | 74,800円 |
外径寸法 | 幅476 × 高さ169 × 奥行476mm |
重さ | 4.9kg |
投影サイズ | 40〜120インチ |
明るさ | 500ANSIルーメン |
解像度 | フルHD(1920 × 1080) |
スピーカー実用最大出力 | 3W+3W |
LEDシーリングライト | 適用畳数 〜8畳、設計寿命 20,000時間 |
LED調光・調色 | 6 × 6 = 36通り |
投影調整範囲 | 上下可動域0〜18度、台形補正水平40度/垂直40度 |
CPU |
T950X2 |
メモリ |
2GB |
ストレージ |
16GB |
OS |
Android 9.0 |
ミラーリング |
AirPlay/ホームネットワーク |
駆動音 |
37dB以下 |
PopIn Aladdin(ポップインアラジン)2に比べ、
価格が25,000円も安くお得なモデルに仕上がっていますが、
結論としては「壁との距離がどれだけ確保できるかによって選ぶモデルが変わる」です。
2つのモデルの違いとして、
「LED調光・調色」と「投影調整範囲」に大きな差があります。
LED調光・調色に関しては、
プロジェクター機能の使用をメインで考えている場合、
最低限のライト機能は備わっているので、あまり問題にならないでしょう。
一方、投影調整範囲の上下可動域に関しては、
SEは「0〜18度」、2は「0〜32度」と大きく異なります。
可動域が狭まると、
理想的な位置に投影したい場合に、
壁との一定距離、具体的には2.4m程度を確保する必要が出てきます。
我が家は壁との距離が約2.2mでこんな感じ。
梁(はり)の部分が意外と邪魔になるので、やはり一定の距離は確保したいところ。
残りのスペックに関しては大差ないので、
壁との一定距離が確保可能な場合はPopIn Aladdin(ポップインアラジン)SE、
難しい場合はPopIn Aladdin(ポップインアラジン)2を選択するのが良いでしょう。
PopIn Aladdin(ポップインアラジン)2のメリット
PopIn Aladdin(ポップインアラジン)2のメリットは次の4点。
①設置スペースの確保が不要
②台形補正機能で投影サイズのカスタマイズが可能
③映像コンテンツへの没入感が半端ない
④テレビやDVD、プライベートコンテンツも楽しめる
それぞれについて紹介していきます。
①設置スペースの確保が不要
これは言うまでもないですが、
天井に引掛シーリングがあれば設置できるので、
プロジェクターのためにスペースを確保する必要がありません。
そして、シーリングライトの代わりに使うため、
モノが増えなくて済むのもポイントです。
一度設置してしまえば、
次からは作業がいらなくなるので非常に便利です。
また、天井から投影しているので、
一般的なプロジェクターに比べ、
プロジェクターの光が直接目に入ることも少なく、
お子様がいる家庭でも安心して使用できます。
それに設置場所が天井なので、
お子様が変な使い方をして、壊してしまうことも起こりにくいですね。
②台形補正機能で投影サイズのカスタマイズが可能
いざ投影してみると、
こんなケースに出くわすことがあります。
そんな時は台形補正機能が備わっているので、
こんな感じで四隅を調整し、理想的な投影が可能になります。
③映像コンテンツへの没入感が半端ない
高画質な映像に加え、
ハーマンカードン製の高音質スピーカーが搭載されているため、
まるで映画館にいるような感覚で映像を楽しむことができます。
我が家では約7畳の部屋で使用しているのですが、
天井から音が出ているはずなのに、
まるで壁の方から音が出ているような音響で、
部屋全体を映像コンテンツが包み込んでくれます。
映画館だと周りの音が気になったり、
周りへの配慮が必要になったりしますが、
そういった点も全く気にしなくて良いので、より映像に没入できます。
また、筋トレやヨガなどのフィットネス系YouTuberの動画を見る際、
目の前にまるで本人がいるかのような大きさで映し出すことができるので、
より細かい動きが確認できてフィットネスの質も高められます。
④テレビやDVD、プライベートコンテンツも楽しめる
PopIn Aladdin(ポップインアラジン)2には、
テレビアプリやDVDミレルアプリが入っているので、
専用のテレビチューナーやDVDプレーヤーを使うことで、テレビやDVDの視聴が可能になります。
推奨テレビチューナーはピクセラ社の「Xit AirBox」で、
これを使えばあっという間にテレビに変わります。
DVDプレーヤーは「DVDミレル」を購入することで、
サブスク系サービスにない映画やドラマ、プライベートDVDを楽しめます。
また、MacbookやiPhoneなどの画面をミラーリングできるので、
プライベートなコンテンツを見ることもでき、非常に幅広い使い方が可能です。
PopIn Aladdin(ポップインアラジン)2のデメリット
PopIn Aladdin(ポップインアラジン)2のデメリットは次の2点。
①使用場所が限られる
②有線接続ができない
それぞれについて紹介していきます。
①使用場所が限られる
天井の引掛シーリングに設置するという特性上、
家の中でも使用場所が限られてしまいます。
ですので、あらかじめ使用場所を入念に確認したうえで、購入することを強くおすすめします。
1点だけ補足として、
設置後に本体を回転させることは可能なので、
投影する壁を変えたいという場合は全く問題になりません。
②有線接続ができない
こちらも天井の引掛シーリングに設置するという特性上、
HDMI端子などの有線接続ができません。
有線接続を使用目的に考えられている場合、
現時点ではPopIn Aladdin(ポップインアラジン)2は向かないでしょう。
ただ、同社が「Aladdin Connector(アラジンコネクター)」という
HDMIとのワイヤレス接続を可能にする機器の開発に着手しているようです。
こちらが一般に出回るようになれば有線接続問題も解決されるので期待しましょう。
まとめ:PopIn Aladdin(ポップインアラジン)2レビュー
本記事は「【PopIn Aladdin(ポップインアラジン)2レビュー】テレビや映画館はもういらない!ライトやスピーカーとしても使える究極のホームプロジェクター」について紹介してきました。
「ホームプロジェクターとして映像コンテンツや音楽を楽しみたい」という目的が定まっている方にとっては、
ほぼ欠点のないプロジェクターであると断言できます。
私自身、PopIn Aladdin(ポップインアラジン)2のない生活はもう考えられないです。
購入を検討されている方は、1日でも早く手にして、
PopIn Aladdin(ポップインアラジン)2の凄さを体感することをおすすめします。
以上、りょう(@Ryo_Kyoto1118)でした。