こんにちは、りょう(@Ryo_Kyoto1118)です。
2022年2月24日(木)以降、
「スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード(SPGアメックス)」が、
「マリオットボンヴォイ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード(以下、マリオットボンヴォイアメックスプレミアム)」に変わることが決まりました。
この変更に合わせ、
「マリオットボンヴォイ アメリカン・エキスプレス・カード(以下、マリオットボンヴォイアメックス)」が誕生しました。
カード名称の違いは「プレミアム」の有無ですが
特典やサービス内容にどのような違いがあるのか解説していきます。
結論としては、
基本的に「マリオットボンヴォイアメックスプレミアム」がおすすめです。
その前に「マリオットボンヴォイアメックスとは何?」という方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
Contents
【徹底比較】マリオットボンヴォイアメックスプレミアムとマリオットボンヴォイアメックスの違い
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムとマリオットボンヴォイアメックスの比較
まずはマリオットボンヴォイアメックスプレミアムとマリオットボンヴォイアメックスを比較してみましょう。
青字は優れている点、赤字は劣っている点を表しています。
マリオットボンヴォイアメックスプレミアム | マリオットボンヴォイアメックス | |
年会費(税込) | 49,500円 | 23,100円 |
家族カード年会費(税込) | 1枚目無料、2枚目以降24,750円/枚 | 1枚目無料、2枚目以降11,550円/枚 |
カード利用時獲得ポイント | ■マリオットボンヴォイ参加ホテルでの利用 100円=6マリオットボンヴォイポイント ■上記以外での利用 100円=3マリオットボンヴォイポイント |
■マリオットボンヴォイ参加ホテルでの利用 100円=4マリオットボンヴォイポイント■上記以外での利用 100円=2マリオットボンヴォイポイント |
利用継続での宿泊実績(カード保有2年目以降) | 毎年15泊分付与 | 毎年5泊分付与 |
無料宿泊特典サーティフィケート(カード保有2年目以降) | プログラム期間中150万円以上のカード利用で50,000マリオットボンヴォイポイント以下のホテルで1泊1室分 ※特典に最大15,000マリオットボンヴォイポイントの追加可能(最大合計65,000マリオットボンヴォイポイント) |
プログラム期間中150万円以上のカード利用で35,000マリオットボンヴォイポイント以下のホテルで1泊1室分 ※特典に最大15,000マリオットボンヴォイポイントの追加可能(最大合計50,000マリオットボンヴォイポイント) |
シルバーエリート会員資格 | – | 自動付与 |
ゴールドエリート会員資格 | 自動付与 | 年間100万円以上のカード利用で付与 |
プラチナエリート会員資格 | 年間400万円以上のカード利用で付与 | – |
100米ドルのプロパティクレジット | 「ザ・リッツ・カールトン」または「セントレジス」に特定プラン2泊以上予約で付与 | 「ザ・リッツ・カールトン」または「セントレジス」に特定プラン2泊以上予約で付与 |
スマートフォン・プロテクション | 購入日より2年以内のスマートフォン修理代金最大3万円補償 | – |
ショッピング・プロテクション | 1名年間最高500万円まで補償 | 1名年間最高200万円まで補償 |
オンライン・プロテクション | ◯ | ◯ |
キャンセル・プロテクション | 年間最高10万円まで補償 | – |
リターン・プロテクション | 1商品につき、最高3万円相当額まで補償 | – |
手荷物無料宅配サービス | 羽田空港(第3ターミナル)、成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港で1人1個無料 | 成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港で1人1個無料 |
空港クロークサービス | 中部国際空港で荷物無料預かり | 中部国際空港で荷物無料預かり |
海外旅行傷害保険 | 利用付帯のみ(最高1億円) | 利用付帯のみ(最高3,000万円) |
国内旅行傷害保険 | 最高5,000万円 | 最高2,000万円 |
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムとマリオットボンヴォイアメックスの違いと考え方
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムとマリオットボンヴォイアメックスの主な違いは次の8点。
①年会費
②カード利用時獲得ポイント
③利用継続での宿泊実績
④無料宿泊特典サーティフィケート
⑤会員資格付与
⑥プロテクション系サービス
⑦手荷物無料宅配サービス
⑧旅行傷害保険
それぞれについて詳しく解説していきます。
①年会費
まず年会費ですが、
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムは49,500円、
マリオットボンヴォイアメックスは23,100円と26,400円(ひと月あたり2,200円)の差があります。
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムに、
26,400円分以上のお得さがあれば保有する価値があると考えられます。
では、以下7点の違いでお得度合いを見ていきましょう。
②カード利用時獲得ポイント
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムの場合、
マリオットボンヴォイ参加ホテルでの利用で100円=6マリオットボンヴォイポイント、
上記以外での利用で100円=3マリオットボンヴォイポイントを獲得できます。
一方、マリオットボンヴォイアメックスの場合、
マリオットボンヴォイ参加ホテルでの利用で100円=4マリオットボンヴォイポイント
上記以外での利用で100円=2マリオットボンヴォイポイントを獲得できます。
マリオットボンヴォイアメックスだと、
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムの3分の2しかポイントが獲得できないです。
具体例を考えてみます。
■無料宿泊特典サーティフィケート獲得条件の年間150万円を日常利用した場合
・マリオットボンヴォイアメックスプレミアム:45,000マリオットボンヴォイポイント獲得
・マリオットボンヴォイアメックス:30,000マリオットボンヴォイポイント獲得
年間で15,000ポイントの差が出るのはかなり大きいですね。
45,000マリオットボンヴォイポイントがあれば、旧カテゴリー6のホテルに宿泊できます。
それに対し、30,000マリオットボンヴォイポイントだと、旧カテゴリー5のホテルまでしか宿泊できません。
私が過去に宿泊した対象カテゴリーホテルの料金を見てみると、
約20,000円以上の差があることが分かります。
・ウェスティン都ホテル京都(旧カテゴリー6):71,809円
・W大阪(旧カテゴリー6):63,825円
・名古屋マリオットアソシアホテル(旧カテゴリー5):44,688円
年会費以上の価値を得るために、
日々の獲得ポイント数がいかに重要かが分かります。
よほどの理由がない限り、
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムで獲得ポイント数の最大化を目指しましょう。
③利用継続での宿泊実績
カード保有2年目以降、
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムは毎年15泊分の利用実績付与、
マリオットボンヴォイアメックスは毎年5泊分の利用実績が付与されます。
利用実績は上位会員を目指すうえで必要な数字で、
年間25泊以上ならゴールドエリート会員、
年間50泊以上ならプラチナエリート会員になれます。
そこまで宿泊する予定がない方や上位会員を目指すつもりがない方にとってはどちらでも良い特典ですが、
利用実績で上位会員を目指す方はマリオットボンヴォイアメックスプレミアムを保有すべきです。
④無料宿泊特典サーティフィケート
カード保有2年目以降、プログラム期間中150万円以上のカード利用で無料宿泊特典サーティフィケートが付与されます。
しかし、マリオットボンヴォイアメックスプレミアムは50,000マリオットボンヴォイポイント以下のホテルで1泊1室分、
マリオットボンヴォイアメックスは35,000マリオットボンヴォイポイント以下のホテルで1泊1室分とカードによって内容が異なります。
この差(15,000ポイント)をマリオットボンヴォイアメックスの日常利用で獲得するためには、75万円分の利用が必要となります。
また、無料宿泊特典サーティフィケートに最大15,000マリオットボンヴォイポイントを追加して、
最大合計65,000もしくは50,000マリオットボンヴォイポイント以下のホテルで1泊1室分利用できるトップオフ制度があります。
50,000マリオットボンヴォイポイントだと旧カテゴリー7のホテルが限界ですが、
65,000マリオットボンヴォイポイントだと旧カテゴリー8のホテル(ポイントセーバー適用時)にも特典が使えます。
これらの点を踏まえると、
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムが明らかにお得です。
ホテルカテゴリーについて、
さらに詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
⑤会員資格付与
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムはゴールドエリート会員資格の自動付与、
マリオットボンヴォイアメックスはシルバーエリート会員資格の自動付与がされます。
そして、マリオットボンヴォイアメックスプレミアムは、年間400万円以上のカード利用でプラチナエリート会員資格の付与、
マリオットボンヴォイアメックスは、年間100万円以上のカード利用でゴールドエリート会員資格が付与されます。
シルバーエリート会員の場合、
ゴールドエリート会員に付与される下記特典がないです。
・客室アップグレード
・レイトチェックアウト14時
・ウェルカムギフト(250または500マリオットボンヴォイポイント付与)
特に「客室アップグレード」と「レイトチェックアウト14時」は、
ホテルでの滞在価値を格段に上げてくれる特典のため必須です。
そのため、マリオットボンヴォイアメックスを保有する場合は、
年間100万円(ひと月あたり約83,333円)利用して、ゴールドエリート会員資格を獲得できないと非常に残念なカードになるでしょう。
⑥プロテクション系サービス
マリオットボンヴォイアメックスには、
下記のプロテクション系サービスが付きません。
1.スマートフォン・プロテクション
2.キャンセル・プロテクション
3.リターン・プロテクション
また、「ショッピング・プロテクション」は1名年間最高200万円まで補償と、
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムの最高500万円より補償が薄いです。
そこまで利用する機会がないサービスですが、
万が一の際に安心できるのはマリオットボンヴォイアメックスプレミアムです。
⑦手荷物無料宅配サービス
帰国時に空港から自宅まで手荷物を無料宅配してくれるサービスですが、
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムのみ「羽田空港(第3ターミナル)」が利用できます。
今後は羽田空港の国際線化がさらに進み、利用機会が益々増えていくと考えられるので、
羽田空港で手荷物無料宅配サービスが使えると、利便性が高まること間違いなしです。
⑧旅行傷害保険
海外旅行傷害保険について、
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムは最高1億円、
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムは最高3,000万円の補償。
国内旅行傷害保険について、
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムは最高5,000万円、
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムは最高2,000万円の補償。
かなり補償額に差があります。
プロテクション系サービス同様に、
そこまで利用する機会がないサービスですが、
万が一の際に安心できるのはマリオットボンヴォイアメックスプレミアムです。
まとめ:マリオットボンヴォイアメックスプレミアムとマリオットボンヴォイアメックスを比較したらプレミアムが優秀だった
本記事は「【徹底比較】マリオットボンヴォイアメックスプレミアムとマリオットボンヴォイアメックスの違い」について紹介してきました。
2枚のカードを比べてみて分かる通り、
明らかにマリオットボンヴォイアメックスプレミアムが優秀です。
「とにかく年会費をおさえたい」という方以外は、
基本的にマリオットボンヴォイアメックスプレミアムがおすすめです。
カードを持つだけで「マリオットボンヴォイ ゴールドエリート会員」になれるマリオットボンヴォイアメックスは、
当サイトの紹介での入会だと45,000マリオットボンヴォイポイント(※入会後3ヶ月以内に合計30万円以上のカード利用)獲得できます。
ご希望の方は下記フォームからお気軽にご連絡ください。
※2024年3月現在、紹介からの入会で6,000ポイント多く獲得する以上にお得なキャンペーンはありません。
以上、りょう(@Ryo_Kyoto1118)でした。