こんにちは、りょう(@Ryo_Kyoto1118)です。
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカード(以下、マリオットボンヴォイアメックス)は非常に魅力的なカードなので、
「年会費無料の家族カードへも入会しよう!」と考えている方もいらっしゃると思います。
しかし、魅力たっぷりの本カードのイメージを持ったまま申し込むと、ガッカリしてしまうかもしれません。
というのも、
マリオットボンヴォイアメックス本カードは年会費以上の価値を得られる特典が豊富ですが、
家族カードは悲しいくらい特典が付いていないんです。
では、実際にどれくらい特典内容が異なるのか、
また家族カードよりも良い選択肢があるのかについて解説していきます。
その前に「マリオットボンヴォイアメックスとは何?」という方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
Contents
マリオットボンヴォイアメックスの家族カードは保有必須【ポイント合算でお得な特典獲得を目指そう!ただしデメリットも】
マリオットボンヴォイアメックス本カードと家族カードの違い
早速ですが、マリオットボンヴォイアメックス本カードと家族カードを比べてみると、次のような違いがあります。
本カード | 家族カード | |
年会費(税込) | 49,500円 | 1枚目無料/2枚目以降24,750円 |
ポイント還元率 | 100円=3マリオットボンヴォイポイント | 100円=3マリオットボンヴォイポイント |
空港ラウンジ利用 (同伴者1名まで無料) |
可 | 可 |
手荷物無料宅配サービス利用 | 可 | 可 |
マリオットボンヴォイ ゴールドエリート会員資格付与 | あり | なし |
無料宿泊特典サーティフィケート獲得プログラム参加権 | あり | なし(利用金額は集計対象) |
マリオットボンヴォイ プラチナエリート会員資格取得プログラム参加権 | あり | なし(利用金額は集計対象) |
入会ボーナスポイント付与 | あり(紹介からの入会の場合は+6,000マリオットボンヴォイポイント) | なし |
宿泊実績15泊分付与 |
あり | なし |
指定条件達成時の100米ドルのプロパティクレジット付与 | あり | なし |
スマートフォン・プロテクション補償 | あり | なし |
旅行傷害保険 | 自動付帯(2022年8月以降は利用付帯) | 利用付帯 |
年会費無料のため保有リスクはほとんどありませんが、
本カードには付く魅力的な特典がかなり削ぎ落とされています。
これこそが家族カードのデメリットです。
マリオットボンヴォイアメックス家族カードのデメリット
先ほどの本カードとの違いで紹介したように、
マリオットボンヴォイアメックス家族カードには下記デメリットがあります。
①マリオットボンヴォイ ゴールドエリート会員資格が付与されない
②無料宿泊特典サーティフィケート獲得プログラム参加権がない
③マリオットボンヴォイ プラチナエリート会員資格取得プログラム参加権がない
④入会ボーナスポイントが付与されない
⑤宿泊実績15泊分付与がない
⑥その他特典・サービスが付かない
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
①マリオットボンヴォイ ゴールドエリート会員資格が付与されない
マリオットボンヴォイアメックス本カードの場合、
入会すると自動的に「マリオットボンヴォイ ゴールドエリート会員資格」が付与されます。
このステータスは通常、
マリオットボンヴォイ参加ホテルに年間25泊以上宿泊しなければ付与されない資格です。
ゴールドエリート会員資格があると、
下記のように魅力的な特典がついてくるのですが、家族カードだと一切つきません。
<ゴールドエリート会員資格によって受けられる特典(一例)>
・レイトチェックアウト(14:00)の適用
・チェックイン時の空室状況に応じた無料アップグレードの適用
・ウェルカムギフトとして250~500マリオットボンヴォイポイント(ブランドにより異なる)
②無料宿泊特典サーティフィケート獲得プログラム参加権がない
マリオットボンヴォイアメックス本カードの場合、
プログラム期間中150万円(1ヶ月あたり12.5万円)以上のカード利用で、
マリオットボンヴォイ参加ホテルに無料で1泊できる「無料宿泊特典サーティフィケート」が付与されます。
プログラム期間中とは、
カード入会日/切替日から1年間です。
この特典は、50,000マリオットボンヴォイポイント(15,000ポイント追加で最大65,000マリオットボンヴォイポイント)以内のカテゴリーホテルで使用可能ですが、
この特典のためにマリオットボンヴォイアメックス本カードに入会しても良いくらいお得な特典です。
ですので、無料宿泊特典サーティフィケート獲得プログラムへの参加権がない家族カードは、本カードと比べてかなり見劣りします。
ただし、家族カードでの利用金額は、
「プログラム期間中150万円以上のカード利用」の対象になりますので、
家族で力をあわせて条件達成を目指すことが可能です。
無料宿泊特典サーティフィケートの魅力については、
こちらの記事で紹介していますので参考にしてみてください。
③マリオットボンヴォイ プラチナエリート会員資格取得プログラム参加権がない
マリオットボンヴォイアメックス本カードの場合、
年間400万円以上のカード利用で、
ゴールドエリート会員資格のさらに上のプラチナエリート会員資格が付与されます。
プラチナエリート会員資格があると、
下記のように半端なく魅力的な特典がつくのですが、家族カードだと一切つきません。
<プラチナエリート会員資格によって受けられる特典(一例)>
・レイトチェックアウト(16:00)の適用
・チェックイン時の空室状況に応じた無料アップグレード(一部スイート含む)の適用
・ラウンジアクセス
・ウェルカムギフトとして500~1,000マリオットボンヴォイポイント(ブランドにより異なる)もしくは朝食もしくはアメニティ
ただし、家族カードでの利用金額は、
「年間400万円以上のカード利用」の対象になりますので、
無料宿泊特典サーティフィケート同様に家族で力をあわせて条件達成を目指すことが可能です。
④入会ボーナスポイントが付与されない
マリオットボンヴォイアメックス本カードへの入会後、
3ヶ月以内に10万円のカード利用をすると30,000マリオットボンヴォイポイントの入会ボーナスポイントが付与されます。
また、紹介からの入会の場合、
さらに6,000ポイントを加えた36,000マリオットボンヴォイポイントが付与されます。
36,000マリオットボンヴォイポイントを自力で貯めようとすると、
120万円(※)のカード利用が必要になるので、
紹介からの入会で獲得できるボーナスポイントは必須です。
※120万円=(36,000マリオットボンヴォイポイント÷3マリオットボンヴォイポイント)×100円
家族カードへ入会するということは、
120万円分得する機会を逃すことになるので、入会前にその点を考慮する必要があります。
⑤宿泊実績15泊分付与がない
マリオットボンヴォイアメックス本カードの場合、
毎年15泊分の宿泊実績が付与されます。
利用実績は上位会員を目指すうえで必要な数字で、
年間25泊以上でゴールドエリート会員、
年間50泊以上でプラチナエリート会員になれます。
そこまで宿泊する予定がない方や上位会員を目指すつもりがない方にとってはどちらでも良い特典ですが、
利用実績で上位会員を目指す方にとってはマイナスポイントです。
⑥その他特典・サービスが付かない
こちらはこれまでの5つに比べると、
そこまで大きなデメリットではないですが、おさえておくべきポイントです。
マリオットボンヴォイアメックス本カードの場合、
下記の特典・サービスがつきますが、家族カードにはつきません。
・「ザ・リッツ・カールトン」または「セントレジス」に、「100米ドルのプロパティクレジット」付きのプランで2連泊以上予約で「100米ドルのプロパティクレジット/1予約」付与
・スマートフォン1台の破損等について、最大3万円の補償
あまり利用する機会はないと思いますが、
頭の片隅にでも入れておくと良いでしょう。
マリオットボンヴォイアメックス家族カードと同じくらいおすすめの本カード2枚入会
ここまで家族カードのデメリットを紹介してきましたが、
家族カード以外の選択肢として「2枚ともマリオットボンヴォイアメックス本カードへ入会」という方法もあります。
こうすることで先ほど挙げた6つのデメリットは全て解消されるだけでなく、
次の2つのメリットを得ることができます。
①年間2泊分の無料宿泊特典サーティフィケート獲得プログラム参加権
②108,000マリオットボンヴォイポイントの入会ボーナスポイント獲得
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
①年間2泊分の無料宿泊特典サーティフィケート獲得プログラム参加権
これは当たり前ですが、
マリオットボンヴォイアメックス本カードを2枚保有するので、
無料宿泊特典サーティフィケート獲得プログラムへの参加権も倍になります。
プログラム期間中300万円(150万円×2枚)以上のカード利用が必要ですが、
達成できる方にとってはかなりお得な選択となるでしょう。
憧れのホテルに2連泊するのも良いですし、
3人以上の家族で一緒に宿泊するのも良いですね。
②120,000ポイントの入会ボーナスポイント獲得
デメリット部分でも紹介した入会ボーナスポイントですが、
今から紹介する方法で入会すれば120,000マリオットボンヴォイポイントも獲得できます。
その方法が「紹介からの入会+2枚目本カードへの紹介」です。
具体的にどのように120,000マリオットボンヴォイポイント獲得できるのか、
家族カードへ入会したパターンとあわせて表にしてみました。
本カード2枚 | 本カード1枚 + 家族カード1枚 |
|
入会ボーナスポイント(1枚目) | 30,000マリオットボンヴォイポイント | 30,000マリオットボンヴォイポイント |
紹介ボーナスポイント(1枚目) | 6,000マリオットボンヴォイポイント | 6,000マリオットボンヴォイポイント |
入会ボーナスポイント獲得のため30万円カード利用(1枚目) | 9,000マリオットボンヴォイポイント | 9,000マリオットボンヴォイポイント |
入会ボーナスポイント(2枚目) | 30,000マリオットボンヴォイポイント | なし |
紹介ボーナスポイント(2枚目) ※1枚目の会員から紹介 |
1枚目:30,000マリオットボンヴォイポイント 2枚目:6,000マリオットボンヴォイポイント |
なし |
入会ボーナスポイント獲得のため30万円カード利用(2枚目) | 9,000マリオットボンヴォイポイント | なし |
合計 | 120,000マリオットボンヴォイポイント | 39,000マリオットボンヴォイポイント |
2枚目を本カードにするか、家族カードにするかで、
なんと81,000ポイントも差が出ます。
81,000マリオットボンヴォイポイントを自力で貯める場合、
270万円(※)のカード利用が必要になるので、この方法を使わない手はないですね。
※270万円=(81,000マリオットボンヴォイポイント÷3マリオットボンヴォイポイント)×100円
入会2年目以降の年会費(49,500円)が負担になるようであれば、
途中で家族カードへ切り替えることもできます。
マリオットボンヴォイアメックス家族カードでなくともポイント共有できる
これまで家族カードへ入会することのデメリットや、
2枚とも本カードへ入会することのメリットを紹介してきました。
そこで家族カードでない場合、
「それぞれのカードで獲得したポイントをまとめて使えないから微妙なのでは?」
と疑問を持つ方もいらっしゃると思います。
安心してください。
年間100,000ポイントまで他の会員へポイントを共有することが可能です。
100,000マリオットボンヴォイポイントを獲得しようと思うと、
約333万円(※)のカード利用をしないといけないです。
※約333万円=(100,000ポイント÷3ポイント)×100円
サブカードとして利用する場合、
多くの方にとって問題にならない上限と言えるのではないでしょうか。
まとめ:マリオットボンヴォイアメックスの家族カードか本カード2枚持ちがおすすめ
本記事は「マリオットボンヴォイアメックスの家族カードは保有必須【ポイント合算でお得な特典獲得を目指そう!ただしデメリットも】」について紹介してきました。
マリオットボンヴォイアメックス本カードが優秀すぎるので、
家族カードがより残念に感じてしまうという、なんとも悲しい話です。
家族カードを検討しているという方は、
本カード2枚入会も是非検討してみてください。
カードを持つだけで「マリオットボンヴォイ ゴールドエリート会員」になれるマリオットボンヴォイアメックスは、
当サイトの紹介での入会だと45,000マリオットボンヴォイポイント(※入会後3ヶ月以内に合計30万円以上のカード利用)獲得できます。
ご希望の方は下記フォームからお気軽にご連絡ください。
※2024年3月現在、紹介からの入会で6,000ポイント多く獲得する以上にお得なキャンペーンはありません。
以上、りょう(@Ryo_Kyoto1118)でした。