こんにちは、りょう(@Ryo_Kyoto1118)です。
読書をする際、紙の書籍の質感やパラパラとめくって読む感じが好きという方は多いのではないでしょうか?
かく言う私も紙の書籍が好きで、
「本棚に様々な書籍を並べて書斎を作りたい」なんて願望もあったくらいです。
しかし、書籍の数が増えてくると、
保管スペースや掃除の手間など様々な問題が出てきます。
そこで、問題を一発解消してくれる便利な端末が、電子書籍リーダーです。
私は楽天経済圏ユーザーなので、
Kindleではなく楽天Koboを使用していますが、
2020年8月から使い始めてみて、
これまでに感じたメリットやデメリットを紹介していきます。
Contents
【楽天Kobo電子書籍リーダーレビュー】身軽な読書ライフを手に入れよう
楽天Kobo電子書籍リーダーの概要
楽天Kobo電子書籍リーダーには、
下記5種類のラインナップがあります。
・kobo elipsa
・kobo forma
・kobo libra H20
・kobo clara HD
・kobo nia
今回は我が家で使用している「kobo libra H20」と「kobo nia」について紹介していきます。
kobo libra H20 | kobo nia | |
価格(税込) | 25,080円 | 10,978円 |
ディスプレイの大きさ | 7インチ | 6インチ |
解像度 | 300 ppi | 212 ppi |
容量 | 約8GB(テキストベースの本約6,000点分/コミック約150点分) | 約8GB |
バッテリー | 数週間 | 数週間 |
ライト | ComfortLight PRO (フロントライト内蔵、ナチュラルライト機能) | ComfortLight(フロントライト内蔵) |
サイズ | 159 x 144 x 5.0-7.8mm | 159.3 x 112.4 x 9.2mm |
重さ | 約192g | 約172g |
防水 | IPX8 規格準拠(水深 2 m / 最大 60 分耐久) | なし |
カラー |
ホワイト/ブラック |
ブラック |
8GBの容量があれば、
最大約6,000点分もの書籍をダウンロードできるので、余程のことがない限り十分です。
また、不要な書籍は端末から削除して残容量を増やすこともできます。
バッテリー持ちは公式では数週間となっていますが、
毎日1時間程度読書をしていても1ヶ月以上持つので、
長期間の持ち運びでも全く心配いらないレベルです。
楽天Kobo電子書籍リーダー同士の比較
先ほど「kobo libra H20」と「kobo nia」の概要について紹介しましたが、
残りの3モデルについては、ディスプレイが少し大きくなったり、容量が増えたりするだけなので、
まず最初に購入するならこのどちらかがおすすめです。
では、「kobo libra H20」と「kobo nia」のどちらを選ぶかの基準は下記の通りです。
・防水機能が欲しいかどうか
・ページめくりボタンが欲しいかどうか
・ComfortLight PRO機能が欲しいかどうか
最も重要な基準が防水機能とページめくりボタンです。
防水機能とページめくりボタンは「kobo libra H20」と「kobo forma」にしかないので、
日頃から水まわり(お風呂やプールサイドなど)で読書をして水没のリスクがある方や、
画面をタップする以外の機能が欲しいという方は「kobo libra H20」がおすすめです。
そして、ComfortLight PRO機能は、
温かみのあるオレンジ色のライトへ変えることで、
目に影響を与えるブルーライトの放出量を抑えてくれる機能です。
ComfortLight PRO機能は、
「kobo clara HD」以上のモデルについているので、
「この機能だけ欲しい!」という場合には「kobo clara HD」もおすすめです。
その他の部分では、
解像度やディスプレイの大きさに違いがありますが、
正直そこまで大差ないので、先ほど挙げた3点が不要であれば「kobo nia」で十分です。
ちなみに「kobo libra H20」と「kobo nia」の大きさを、
iPhone 8と比べるとこんな感じです。
裏側はこんな感じ。
楽天Kobo電子書籍リーダーと似た商品との比較
楽天Kobo電子書籍リーダーと似た商品としては、
AmazonのKindle電子書籍リーダーがあります。
Kindle電子書籍リーダーは下記3種類のラインナップです。
Kindle Oasis | Kindle Paperwhite | Kindle |
|
価格(税込) | 29,980円 | 13,980円 | 8,980円 |
ディスプレイの大きさ | 7インチ | 6インチ | 6インチ |
解像度 | 300 ppi | 300 ppi | 167 ppi |
容量 | 約8GB | 約8GB | 約8GB |
バッテリー | 数週間 | 数週間 | 数週間 |
ライト | LED25個 | LED5個 | LED4個 |
サイズ | 159 x 141 x 3.4-8.4mm | 167 x 116 x 8.18mm | 160 x 113 x 8.7mm |
重さ | 約188g | 約182g | 約174g |
防水 | IPX8 規格準拠 | IPX8 規格準拠 | なし |
カラー |
ブラック | ブラック/トワイライトブルー/プラム/セージ | ホワイト/ブラック |
Kindle電子書籍リーダーの場合、
Kindleに関する広告がつくモデルとつかないモデルがあり、
広告がつかないモデルを選んだ場合、価格が上記プラス2,000円になります。
ですので、目障りな広告が気にならないという方以外は、
こちらを加味して考える必要があります。
今回は同じ基準で比較するために、
広告がついている前提で次の3つケースを考えます。
・最安値モデルを買いたいケース
・防水機能のみつけたいケース
・ブルーライトカット機能やページめくりボタンもつけたいケース
まず、最安値モデルを買いたいケースでは、
価格面ではほぼ同額であることから、機能面で考えます。
すると、解像度に45 ppiも差があるので、
より高解像度で読書を楽しみたい方は「kobo nia」がおすすめです。
次に、防水機能のみつけたいケースでは、
楽天kobo電子書籍リーダーだと「kobo libra H20」以上のモデルを選ばなければならず、
「Kindle Paperwhite」と9,000円以上の差がつきます。
よって、このケースでは「Kindle Paperwhite」がおすすめです。
最後に、ブルーライトカット機能やページめくりボタンもつけたいケースでは、
Kindle電子書籍リーダーだと「Kindle Oasis」一択となるため、
「kobo libra H20」と7,000円近い差がつきます。
従って、このケースでは「kobo libra H20」がおすすめです。
楽天Kobo電子書籍リーダーのメリット
楽天Kobo電子書籍リーダーのメリットは下記7点です。
①軽くてかさばらないため持ち運びに便利
②薄暗いところでも読書できる
③保管スペースに困らない
④紙の書籍より安く購入できる
⑤読みたい本をすぐに読める
⑥文中の分からない言葉を調べられる
⑦読書に集中できる
それぞれについて紹介していきます。
①軽くてかさばらないため持ち運びに便利
紙の書籍(特にビジネス書)だと、
そこそこ重たいうえに厚みがあるため、
持ち運ぶのが大変で荷物に感じます。
それに、きれいに持ち運ばないと、
紙が折れてしまったり、ぐちゃぐちゃになったりしますよね。
一方で楽天Kobo電子書籍リーダーは、
「kobo elipsa」を除き、重さは166〜197gと非常に軽く、厚みも1cm以下です。
iPhone 12が重さ164gで厚み7.4mmなので、
ディスプレイの大きさ以外はスマホとほぼ同じです。
これだけコンパクトなので、
カバンに入れてもかさばらず、
ストレスフリーに持ち運びができます。
②薄暗いところでも読書できる
紙の書籍だと、
昼間は室内や外の明かりで読書できますが、
夜(特に就寝前)は薄暗い明かりの中では読みづらく、目にも悪いです。
一方で楽天Kobo電子書籍リーダーは、
画面の明るさの調整ができるため、
昼夜問わずどんな場所でも読書を楽しめます。
また、フロントライトといって、
目を直接照らさない技術が採用されているため、
目に優しく、就寝前に読書しても睡眠を妨げません。
私も毎日就寝前に読書していますが、
読んでいるうちに眠気を誘ってきて、ぐっすりと眠れています。
③保管スペースに困らない
これは言うまでもないですが、
紙の書籍だと数が増えれば増えるほど、
本棚などの保管スペースが必要になります。
一方で楽天Kobo電子書籍リーダーは、
端末の中が本棚になるので、保管スペースを用意する必要もなくなります。
保管スペースがなくなると、
家の中がスッキリするので非常に良いですよ!
④紙の書籍より安く購入できる
電子書籍は紙の書籍よりいくらか安く購入できます。
例えば、こちらの「DIE WITH ZERO」という書籍だと、電子書籍だと65円安いです。
ちょっとした価格差かもしれませんが、
これが何百冊と積み重なると大きな差になります。
また、楽天Kobo電子書籍の場合、
まとめて5,000円以上購入すると20%オフなど様々なキャンペーンをやっているので、
キャンペーンを有効活用することでより安く購入できます。
⑤読みたい本をすぐに読める
紙の書籍だと書店まで買いに行く手間が発生したり、
売り切れて手に入らなかったりしますよね。
一方で楽天Kobo電子書籍リーダーなら、
インターネット上で購入して、すぐに読書を開始できます。
⑥文中の分からない言葉を調べられる
読書をしている中で、
この言葉の読み方や意味が分からない時ってありますよね?
そんな時、楽天Kobo電子書籍リーダーなら、
対象の言葉を選択すると、こんな感じですぐに辞書を引くことができます。
何気に便利な機能です。
⑦読書に集中できる
わざわざ楽天Kobo電子書籍リーダーを買わなくとも、
「スマホやタブレットのアプリを使えばいいのでは?」と考える方もいらっしゃるかと思います。
確かにそうなんですが、
スマホやタブレットだと、
SNSやYouTubeなどありとあらゆる誘惑と隣り合わせのため、
SNSなどの1つの通知がきっかけで、読書そっちのけになってしまうリスクがあります。
集中した読書ができないと、せっかくの読書も台無しなので、
やはり読書は楽天Kobo電子書籍リーダーを使うことをおすすめします。
楽天Kobo電子書籍リーダーのデメリット
楽天Kobo電子書籍リーダーのデメリットは下記2点です。
①読み終えた書籍を売れない
②漫画や参考書は読みづらい
それぞれについて紹介していきます。
①読み終えた書籍を売れない
紙の書籍の場合、
読み終えて不要になった書籍をメルカリやブックオフなどで売ることができます。
一方で楽天Kobo電子書籍リーダーだと、購入後の売却ができないです。
なんだか損しているような気持ちになりがちですが、
キャンペーンで安く書籍を購入できたり、
保管スペースの確保が不要だったり、
売却の手間がなくなったりすることを考えれば、
全体的にはコスパが良いと思います。
②漫画や参考書は読みづらい
これは個人的な感想ですが、
漫画や参考書は見開きでページ全体を見ながら読むことに慣れているので、
電子書籍になると表示されるページが限定され、少々読みづらさがあります。
なので、私は漫画や参考書は紙の書籍で購入するようにしています。
なお、「kobo libra H20」以上のモデルでは、
横向きにすることで見開きで読むこともできるので、
あまり気にならないという方は楽天Kobo電子書籍リーダーで問題ないですね。
まとめ:楽天Kobo電子書籍リーダーレビュー
本記事は「【楽天Kobo電子書籍リーダーレビュー】身軽な読書ライフを手に入れよう」について紹介してきました。
私も過去には紙の書籍へのこだわりがあり、
電子書籍を読むことに抵抗がありましたが、
いざ電子書籍にしてみると「なんでもっと早くから生活に取り入れなかったんだろう」と痛感しました。
電子書籍リーダーは、それくらいあなたの読書ライフを激変させてくれますので、
迷っている場合は即購入することをおすすめします。
また、こちらの記事でおすすめの書籍を紹介しているので、
是非参考にしてみてください。
以上、りょう(@Ryo_Kyoto1118)でした。